1948-06-10 第2回国会 参議院 予算委員会 第27号
それから次は賠償施設處理費でありますが、これは説明書にもあります通り総額六十四億圓でありまして、そうしてこの内譯は賠償施設管理費が大部分でありまして三十一億圓、賠償施設撤去費が二十七億圓というふうになつておりまして、賠償施設撤去費といふものが問題であります。
それから次は賠償施設處理費でありますが、これは説明書にもあります通り総額六十四億圓でありまして、そうしてこの内譯は賠償施設管理費が大部分でありまして三十一億圓、賠償施設撤去費が二十七億圓というふうになつておりまして、賠償施設撤去費といふものが問題であります。
次に歳出豫算の主なる事項の金額を申上げますれば、終戰虚理經費九百二十六億圓、賠償施設處理費六十四億圓、連合國財産返還費十六億圓、價格調整費五百十五億圓、物資反物價調整事務取扱費六十九億千四百三十餘萬圓、公共事業費四百二十五億圓、地方分與税分與金四百四十九億千六百萬圓、地方警察費國庫負擔金二十八億九千七百九十餘萬圓、住宅復興資材費十八億九千七百三十餘萬圓、政府出資金百八十九億七千三百五十餘萬圓、國債費七十五億二千二百八十餘萬圓
賠償施設處理費、これは四月分と同額であります。價格調整費が二十億で四月分に比較して五億殖えておりますが、この内譯は安定帶物資の四月分として考えられますものが十五億三千萬圓程度に豫定いたしております。石炭が四億八千五百萬圓、鐵鋼が五億一千五百萬圓、非鐵金屬が一億三千萬圓、肥料が三億八千萬圓、曹達が二千萬圓というような考え方をいたしております。その外に三月分の清算未済が二億七千萬圓ございます。
歳出補正増加額の主なる経費について申上げますると、終戰處理費六十億圓、賠償施設處理費三億三千六百萬圓、價格調整費二十億圓、物資及び物價調整事務取扱費七億五千二百六十餘萬圓、公共事業費二十二億圓、地方分與税分與金三十四億圓、地方警察費國庫負擔金十五億二千六百五十餘圓、住宅復興資材費一億百三十餘萬圓、復興金融金庫等に謝する政府出資金二十五億四千三十餘萬圓、國債費七千四百七十餘萬圃、損害保險その他補償金一億圓
それから賠償施設處理費、昨年度は三十六億のものを今度暫定では、三千六百萬圓を計上したのでありまするが、只今のところ、大體四月分といたしましては、昭和二十二年度の見込額の大體一ヶ月分を計上すればよかろうかという賠償問題全體からの考慮からこの金額を計上いたしたわけであります。
一般會計暫定豫算額は歳入最出共におのおの二百四十五億九千四十餘萬圓、でありまして、その歳出の内、主なる經費について申上げますると、終戰處理費五十九億圓、賠償施設處理費三億三千六百萬圓、價格調整費十五億圓、物資及物價調整事務取扱費八億八百九十萬餘圓、公共事業費十一億七千九百六十餘圓、地方分與金二十四億圓、地方警察費國庫負擔金七億圓、復興金融金庫等に對する政府出資金二十億百十餘萬圓、國債費二億千五百七十餘萬圓
次に歳出追加額の財源に充當いたしました既定豫算修正減少額の内譯は、貿易資金繰入れの減少四十七億四千萬圓、復興金融金庫出資豫定額の減少四十億圓、價格調整費の減少二十億圓、賠償施設處理費の減少四億圓、引揚援護事業費の減少二億二千萬圓、掃海管船業務の厚生省より運輸省移管に伴う厚生省所管豫算の減少四千四百二十餘萬圓、農業生産調整法不成立に伴う減少一億九千五十餘萬圓、農地證券償却補足金の減少三千六百五十餘萬圓
まずこの補正豫算における歳出の中で、終戰處理費、賠償施設處理費、價格調整費、公共事業費その他補助的のものを合わせますると、追加豫算額の九百二十一億圓のうち、これらのもので約八百億圓に達するのでありまして、これらが直接に生産増強という方面に働かないということは、性質上やむを得ないと思うのであります。
行政共通費一億二千六百七十餘萬圓、政府出資金四十億圓、終戰處理費三百四十億圓、賠償施設處理費二十二億七千三百萬圓、合計四百八億六千五十餘萬圓、修正増加額として行政部費七百五十餘萬圓、賠償施設處理費十七億二千七百萬圓、合計十七億三千四百六十餘萬圓、修正減少額として行政部費七百五十餘萬圓、終戰處理費十七億二千七百萬圓、産業經濟費百億圓、合計百十七億三千四百六十餘萬圓、差引き三百八億六千五十餘萬圓でありまして
それからもう一つ聽きたいのは、賠償施設處理費は、ここに盛られております額で、今年度内は十分でしようか。われわれの見るところでは、十分でないように考えられますが、この點いかがでしようか。
お手許に配付いたしました「昭和二十二年度一般會計豫算内譯」につきまして申上げますと、先ず終戦處理費でありますが 終戦處理費は、當初豫算におきましては、賠償施設處理費と合せまして二百七十億圓を計上いたしておつたのでありますが、それに對しまして、その中終戦處理費の關係の分が二百五十二億七千三百萬圓、それから賠償施設處理費というものが十七億二千七百萬圓あつたものであります。
次に賠償施設處理費でありますが、賠償施設處理費は先ほど申しました通り、當初豫算におきましては終戰處理費の中にはいつておつたわけでありますが、その金額が十七億二千七百萬圓となつておるのであります。これを今囘別上することにいたしたわけであります。この十七億二千七百萬圓は、もつぱら賠償指定工場の維持管理に必要なる經費であります。
これは本豫算に賠償施設處理費を含めて二百七十億圓を計上したのでありますが、當時は住宅新築計畫その他について未確定な事項が多く、正確な積算が困難でありましたところ、その後當初の見込み以上に計畫量が増加し、また公定價格の引上げに伴い積算單價に相當著しい改計を生じた等の事情に基きまして、巨額の豫算追加を必要とするに至りましたので、あらゆる角度から愼重に檢討を加えるとともに、關係方面とも再三再四折衝を重ねました